約10年前にアニメ化された作品。
BLという世界を知ったのもこの作品のおかげというかなんというか。
最初はCMで観た映像がとてもきれいで、作品の内容とかジャンルとか全く知らずに観てました。
そして1話目のラストにて衝撃の真実が!!
でも不思議と嫌悪感などは抱かぬまま、気がつけばラストまでガン見。
メジャーデビューを夢見るインディーズのバンドグループ。
ボーカル兼主役の少年は、ひょんなことから自分の歌詞を有名作家に貶される。
自分の歌詞を貶されたことに腹を立てた少年は、その作家の元に直談判。
気がつけば好きになっていた。
男を好きになったことに悩みながらも、すったもんだの末恋人に。
しかし彼には隠された過去があった。
一方主役を取り巻く環境は、恐れ多くもライバルであり永遠の憧れのボーカルや、そのグループのメンバーでありながら事務所の社長、その社長の奥さんは彼氏の姉だったり、彼氏の許婚が登場したり、ハチャメチャなマネージャーと社長を尊敬するプロデューサー、社長の従弟はシンセサイザーで、ギタリストな親友たちと困難に立ち向かったり、問題を起こしてみたり。
そんなこんなで、彼の隠された過去に辿り着いた先は・・・
原作とはちょっと違うところもありますが、大まかなあらすじは同じ。
そんな前フリは置いておいて、作品の内容はさることながら、作中で使われる曲も素晴らしく本当に存在するかのような錯覚に陥るほど。
おかげでドラマCDやらサントラなどを買い占めて、特に声優さんが歌うオリジナル曲が好きです。
っで、何が言いたいかといえば。
本人たちの問題に何も知らない他人が口出しする必要なんてどこにもないんじゃないかな。
本人たちは周りが思っている以上に傷ついて、それでも一緒にいたいと思うのなら、恋愛するのに性別なんて関係なくて、お互い好き同士ならそれでもいいんじゃないかと・・・そんなきっかけをくれた作品です。
まぁ、家族とかだったりしたらいろいろ葛藤はあるとは思うんですけどね。

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