ちなみに年齢層は自分の予想だと若者世代だけと思っていたが、子供から年配の方まで様々で嬉しい限りです。
テーマが家族の絆(勝手に思ってるだけだけど)だから、幅広い年代まで楽しめる内容だと思います。
さて、無駄な前振りはこの程度でにして。
本題の内容といえば。
「O/Z」という仮想世界が当たり前の日常に起こる「O/Z」を狙った事件。
主役の健二は数学オリンピックの日本代表・・・になり損ねたヘタれ高校二年生。
夏休みにヒロインである憧れの夏希先輩からバイトを頼まれた。
そのバイト内容を知らないまま夏希先輩に連れられて、大おばあちゃんちに。
そこで明かされるバイト内容は、なんと夏希先輩の彼氏もとい婿役!!
映画ではなぜ夏希先輩が健二に婿役を頼もうと思ったのか、描かれていないが小説では夏希の性格や思考が描かれより分かりやすくなっている。
ちなみに漫画はジャンケンで負けて、親友の佐久間から譲ってもらうとことになる。
そんなこんなで、核家族化が問題視されるように、少子化代表一人っ子な健二と昔の日本の象徴のような陣内家の夏休みが始まる。
親戚一同に関して、夏希先輩が説明してくれるけどいまいち理解できない(人数が多すぎて)だが、物語が進むうちにいろんな関係性が見えてくるのが面白い。
確かに親戚関係ってめんどくさい一面があるよね・・・
好きなシーンは健二が食卓で新鮮なイカを食べて「美味しい」とコメントするところ。
あそこで、陣内家の男性陣に受け入れられたんじゃないかな~と思っています。
そして、将太兄に逮捕され栄ばぁちゃんに挨拶するシーンで陣内家の女性陣にも受け入れられたんじゃないかな~と勝手に思ってます。
そしてある意味影の主役である、侘助おじさん。
最初映画を観ただけだと、正確な位置関係がわからなかったけど、家系図で確認して陣内家における彼の立場を理解しました。
生い立ちが複雑だからこそ、さまざまな葛藤があって、それでも人一倍ババアが好きなんだろうなと思います。
さらに「O/Z」の有名人であるキ/ング・カ/ズ/マを操る佳主馬くん。
ウサギ戦士のアバターがすっごくかわいい!!
ちなみに最初、佳主馬が女の子に見えて、男のフリをしているのかと思った・・・
そういえば佐久間も高校生としてはなかなか侮れない人物だと思います。
「O/Z」の保守点検の末端の末端の末端とか映画では言ってるけど、漫画ではチーフだし、たとえ端末の・・・(以下略)であったとしても、彼のハッキング?情報処理能力はすばらしいと思う。
その点、健二はただの数字バカだと思います。
そしてうまい具合に各省庁の管轄というか、職業に就いている陣内家の男性陣。
栄ばぁちゃんに「人の役に立つように」言われて選んだらしい、彼らの連係プレーが好きです。
栄ばぁちゃんは日本一のばぁちゃんだけど、それを支える?陣内家の人間も素晴らしいと思うのです。
長くなりすぎて結局何が言いたかったのか分からなくなっちゃったけど、「ぼく/らのウ/ォーゲ/ーム」を彷彿とさせながらも、同じものではく、現代に相応しい新しい世界観が楽しめるいい作品だと思います。

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